Bambu Lab H2Dとは?
X1Eを超える次世代モデル
2024年は新機種が発表されなかったBambu Lab。
そのまま2024年を終えると思いきや、まさかの新機種情報のリークがありました!
その名も「Bambu Lab H2D」。
まだまだ情報は少ないですが、現時点で判明した情報と筆者の予想(妄想)をまとめました。
H2Dを待つべきか、現行機種を買うべきかの判断基準もお伝えします。
結論:ほとんどの人は待つ必要なし
「H2D」はX1Eを超える最上位機種という予想がされています。
そのため、価格は最低でも50万円以上になると考えられます。
個人では手の出しにくい価格帯のため、ほとんどの人は待つ必要がありません。
現行機種のラインナップから選ぶことをオススメします!(私も先日P1Sを購入済)
H2Dを待った方がいい人
- デュアルノズルが必須な方
- 256mmを超える大型造形が必要な人
- 会社への導入を検討している人や事業用途で使う人
デュアルノズルが必須な人
H2Dの目玉は、ノズルが追加され、デュアルノズルになる点です。
今までのBambu Labシリーズには無い機能のため、必須な方は待つ必要があります。
デュアルノズルで良くなる点は、後の章で解説します。
256mmを超える大型造形が必要な人
H2Dは大型化も予想されています。
Bambu Labの現行機種は最大でも256mm × 256mm × 256mmに留まっており、昨今他社が大型機種を出してきている中、造形サイズUPが切望されていました。
H2Dは造形サイズ情報は無いものの、本体サイズがUPすることから、造形サイズUPも予想されています。
会社への導入を検討している人や事業用途で使う人
H2Dは高額になることが予想されるため、購入できるのは必然的に会社へ導入する方や、事業用途で使われる方になります。
現行機種を買った方がいい人
- 初めて3Dプリンタを使う方
- 少ないスペースで3Dプリンターを使いたい人
- コストパフォーマンスが良い機種を探している人
初めて3Dプリンタを使う方
趣味や副業の用途のために初めて3Dプリンタを買われる方は、現行機種で十二分にすばらしい体験ができます。
A1 mini・A1・P1Sから選ぶことをオススメします。
少ないスペースで3Dプリンターを使いたい人
H2Dの見逃せない点が、本体の大型化です。
現行機種は割とコンパクトな部類に入りますが、H2Dはかなり大き目です。
購入検討前に必ず設定スペースの確保が必要になってきます。
コストパフォーマンスが良い機種を探している人
あまり大きな声では言えませんが、H2Dのコストパフォーマンスは高くないと予想しています。
同じ金額を使うのであれば、P1SやX1-Carbonを複数購入した方が満足度は高くなると思います。
Bambu Lab H2Dの進化ポイント
ノズル数が増加!デュアルノズルでできることを大胆予想!
Bambu LabシリーズはAMSにより現行機種でも複数材料の造形に対応しています。
さらにデュアルノズルとなることで、どのような進化をするのか、筆者独自の視点で予想(妄想)します。
高速材料切替え
現行の単一ノズル唯一の弱点は材料切替に時間が掛かる点です。
元々高速造形を売りにするBambu Labですが、それはあくまで単一材料の場合です。
複数の色を使うと、一気に造形時間は大幅に長くなります。
デュアルノズル化すことで、弱点であった材料切替時間を大幅に短縮し、複数材料でも高速な印刷が可能になることが期待できます。
造形途中でのノズル径切替え
単一ノズルでは「一つの造形物内で複数の太さのノズルを使うこと」が絶対にできません。
一方、デュアルノズルの場合は一方を標準の「Φ0.4mm」、もう一方を「Φ0.2mm」にするような使い方が考えられます。
そうすれば、基本は「Φ0.4mm」で造形スピードの低下を最小限に抑えつつ、細かい造形が必要な部分を「Φ0.2mm」で造形する、というようないいとこ取りの使い方が可能です。
大きくなった造形サイズと本体サイズ
リーク画像を見ると、本体寸法が記載されており、現行機種よりも100mm以上大型化していることがわかります。
上記画像では横幅330mmはあるように見えます。
ただ、他社の競合製品で大型のものは350mmとなっているため、個人的にもそのあたりを超えてくると予想しています。
「AMS 2 Pro」へ進化!
その他の進化ポイントとしてはAMSです。
リーク画像内には「AMS 2 Pro」の文字が見えます。
おそらく、フィラメントドライヤーの機能は付くと予想しています。
発売時期・価格帯の予想
発売は2025年 1Qの予定!
下記はBambu Lab公式Twitterからの情報です。
重要な更新: 当社の新しい最上級 3D プリンターの発売は 2025 年第 1 四半期に延期されます。
私たちは、消費者向け 3D プリントの限界を押し広げる革新的な機能を磨き上げ、マシンが完璧に準備され、世界中のサポートが整うように時間をかけています。
待つ価値はあります – 約束します! 詳細は来年公開予定です。お楽しみに!
第一四半期とのことで、2025年3月までには発売される見込みとなっています。
ただ、投稿にもあるように、すでに一度延期しているため、さらに伸びてしまう可能性も考慮に入れておきたいです。
価格は80万円以上になる!?
気になる価格ですが過去X1-Carbonが¥249,000だったのに対し、X1Eは\458,000と約1.8倍になりました。
ハード面での大きな進化、大型化、現在の物価高や円安を考慮すると、同じように価格が上がった場合は
80万円を超える可能性もあります。
ただ、今は確定情報はないため2025年の正式発表を待ちましょう。
まとめ:色々書いたけどH2Dには期待したい!
2024年の年末に入ってきたビッグニュース「Bambu Lab H2D」。
現時点で判明していることは少ないですが「デュアルノズル」「大型化」「AMS 2 Pro」と期待せずにはいられないワードが並んでいます。
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更新情報あれば、こちらの記事をアップデートしていきます。
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